ホロコーストを生きぬいた6人の子どもたち
¥1,980
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1933~1945年――。
ヒトラーが率いるナチ・ドイツのもとで、
ヨーロッパに暮らす何百万人ものユダヤ人への迫害が起きました。
学校を追い出されたハインツ。
両親を殺されたトルーデ。
海を越えて必死に逃げたルース。
空襲におびえたマルティン。
農場に置き去りにされたスザンヌ。
アウシュヴィッツで働かされたアレク。
ホロコーストと呼ばれる
このできごとを生きぬいた6人の子どもたちが、
このような悲劇を起こさないためにはどうすればよいのか、
物語の中で教えてくれます。
キャス シャックルトン 著
ゼイン ウィッティンガム 著
ライアン ジョーンズ 著
石岡 史子 訳
「遠い誰かのはなし」に少しでも、少しずつでも近づくために
第二次世界大戦、ホロコーストを生き抜いた6人の子どもたち。それぞれの話がわかりやすく、親しみやすい絵と言葉で描かれています。親と離されたり、戦争が終わっても、故郷ではない別の地で暮らす6人の人生。最後には、ひとりひとりの2021年の姿もあります。
迫害、差別、戦争。どれも決してあってはいけないことなのに、今もなくならない恐ろしいこと、悲しいこと。知ること、知ろうとすることがわたしたちができる、小さいけれど、大切なことだと思います。
平和な日常の中で、愛されて、守られて、生きることができている子どもたちにこそ知ってほしいこと。
平和な日常の中で、愛されて、守られて、生きてこられた自分こそが知るべきこと。
過酷な世界を生き抜いた6人の子どもたちの話を知ることは、わたしたちが今するべきことのひとつだと思うのです。