みみずのカーロ
¥1,430
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南ドイツ・ライン川のほとり、ブドウ畑がひろがる丘のふもとの小学校は、ちょっとかわっています。この小学校にはゴミ箱がたった一つしかないのです。また、みみずが大活躍をしている変わった学校です。でも、この学校でいちばんわかっているのは、ひょっとしたら校長先生かもしれません。ヨーロッパ環境賞、パンダ賞などに輝くすてきな環境教育をわかりやすく紹介した本。
ゴミ箱がたったひとつしかない小学校のおはなし(そのゴミ箱もほとんどからっぽ!)
ドイツのメルディンガー小学校には、学校中でたった1つのゴミ箱しかありません。そしてそのゴミ箱も空っぽのことがほとんどだそう。この学校の校長先生のシェーファー先生はちょっと変わっています。そんな先生のもとで子どもたちは四万五千本以上の木を町の回りにうえたり、ミツバチをそだてたり、ジャガイモづくりをしたり。そして、この学校は、みみずが大活躍をしている学校です。
ヨーロッパの環境政策・対策について執筆・講演・調査、動植物や環境問題に関わる活動をし続けている今泉みね子さんが町を巻き込み環境教育を行うドイツのメルディンガー小学校を取材し、お話のかたちでまとめられた本。
「みみずが食べないものが、よくないゴミ」と、とっても端的でわかりやすくゴミ問題の本質を理解できます。そして先生や子どもたちがとっても魅力的。この町に行ってみたい、この学校に行ってみたい。そしてこんなふうにできるんだ!というヒントがいっぱい詰まった本です。
読み聞かせで、就学前のお子さんも楽しめると思います。