スローフード宣言 食べることは生きること
¥1,980
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オーガニックの母が辿り着いた未来のかたち半世紀前―カルフォルニア州バークレーの小さなレストランから「おいしい革命」は始まった。全米に地産地消を広げ、世界中の料理人と教育者に影響を与えた著者の集大成。
“オーガニックの母”アリス・ウォータースが、生涯のテーマであるスローフードの世界観についてファストフードの世界観と比較しながら初めて語る。私たちは食べることを通じてその世界を生きている。「何を大切にし、どんな世界をつくりたいのか」1970年代から人と食と地球に人生を捧げた著者が問いかける。読み終えたとき、目の前の食事から、忘れかけていた大切なものが見えてくる。美しさ、働く喜び、シンプルであること……私たちのこころとからだを解きほぐす滋味あふれる言葉たち。ほんの少し足をとめて、世界の豊かさを感じてみませんか。
食べることが、わたしたちの社会を変えていく
本書「はじめに」より
「この本でお伝えするのは、食べることが人の暮らしと世界にどのような影響をもたらしてきたか、そして、その道筋を変えるために私たちにできることは何かということです。参考文献を並べた学術的なものではありません。すべて、実体験からお話します。食べることは、生きること。これが私の人生を導く哲学なのです。」
社会全体にいつのまに築かれていたこと、知らない間にわたしたちががんじがらめにされているあらゆる問題、課題に向き合うための気付き、ちょっとの勇気。変化するための意志。“オーガニックの母”アリス・ウォータースがこの本で語りかけてくれることにみんなで向き合えたら、世界はきっと、確実に良くなるよな、とシンプルに納得できて、力が湧いてくるような本です。
エシカルな暮らしを考える上での必読書。
何度でも何度でも読み返したい一冊です。