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2022/10/10 20:08

先日お知らせ開始した「Grafting Table」。


秋の空の下、いちじく畑で、テーブル囲んで食べたり話したりする時間をつくりたいなあ...と
ぼんやりと思ったその日から、とんとんとん、と急いで話を進めてお知らせの運びとなりました。
なぜっていちじくの収穫時期は一瞬だし、外で気持ちよく過ごせる季節もあっというまに過ぎ去ってしまう。
思い立ったら即!動かなきゃ逃しちゃう〜〜!と焦るわたしの誘いに
よし!やろう〜!と動いてくれた、この会に関わってくれるみなさま。(感謝感謝)

「Grafting Table」は集まるみなさんと、いちじくの収穫をし、
その後に用意した畑の大きなテーブルでお食事をします。(お土産も付くよ)


その食事会でお料理を担当してくれることになった、Misha Aokiさん。
去年の春の終わり、アメリカ・LAから藤野に越してきたばかりのMishaさんと出会いました。


ふたりのちいさな子どもたちのお母さんでもある彼女はプラントベース(植物性)の食生活をずっと続けていて、
いろんなタイミングでもらったお手製のペーストや焼き菓子は
シンプル!でも味わい深くて、料理すること、食べること、自然のこと...
いろんなことに想いを及ばせてくれる、すっごくいいな...こんな料理って。
と思わせてくれるものたちでした。

食べることってエシカルな暮らしを考える根底にあるものなんだけど、
毎日毎日のことだからモチベーションの維持が難しく、
「季節のものに喜びを感じながらその恵みをいただく!!!」
と思っているはずが...冷蔵庫の中で野菜シナシナにさせちゃったよ......というようなことがありがちなわたしです。

そんなわたしなんですけども、
排他的じゃなくて、開けてて、
明るいエネルギーに満ちてるMishaさんに会うと
食べることや、料理することへの前向きな気持ちをわけてもらえるのです。
行ったことないけど、これLAの風?LAの太陽??いやいやMishaさんから滲みでるエネルギーなんだね!
と彼女と彼女のつくるものに、そんなことを思っていたのです。

そんなわけで、いちじく畑で食事会をしたいと思った時
一番にMishaさんの顔が浮かびました。

地産地消を大事に、
季節の食べ物を、できるだけシンプルに、
かつ美味しさを引き出すように料理と向き合うMishaさんに、
藤野のいちじくと、地域でとれた秋の食材をつかって
季節の恵みを感じられるランチを作ってほしい!!
それをみんなで食べたい!!と
突然お誘いしたところ、
「ちょうど今日一日中、いちじくを美味しく食べるには??ってずっと考えていたの!」
と、応えてくれたMishaさん。(以心伝心?!)

当日は収穫したてのいちじくを使って
前菜〜メイン〜デザートのランチを作ってくれます!!

現在、
進む季節の中で、その時藤野近郊でとれるものを考え
10月22日にしか食べられないメニューを考案してくれているMishaさん。

自然栽培されている野菜は、一週間、10日間で
収穫できるものがぜんぜん変わる。

いつでもほしい野菜や果物が買えるのが
当たり前のようにも感じてしまっているけれど(お店にいけば季節関係なくいろんな野菜はずらずらっと並んでるし)

刻一刻かわっていく季節の中で、
その時にしかない恵みをいただく。
土や風や太陽や、自然のサイクルを感じながら、いただく。

その意味をわたしも考えながら、このイベントを準備していけたらなあ、と改めて思います。

そんなわけで、いちじくだけじゃなくて
野菜のファーマーさんたちとも連絡をとりながら、準備中です。


どきどき。
でもウキウキ。

集うみなさんと一緒にテーブルを囲むのが、ものすごーーーくたのしみです。

次回は(つづくんです)
このすばらしい畑を育んでいるいちじくファーマー石井清さんのことを紹介します!