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2022/11/02 20:14

昨日、お知らせをした

「一年カレンダー」。


わたしと一緒に、一年間日記を書きませんか(メラメラ)という唐突な(?)お誘い(?)に、

さっそく注文してくださったみなさん、

ああ!わたしは、嬉しいです...!

どうしようかなあ、書けるかなあ、とちょっと悩んでいる...という方にも

「書けますよ!」「書きましょうよ!」と追い討ち(?)で言いたいわたしです。

わたし自身、毎日書いてる家族カレンダー、

ちゃんと書かずに溜めてしまうこと、けっこうあるのです。(現に今も、15日くらい、溜めてしまっている...)

それでもちゃんと、書き続けれる、コツみたいなものある、と思っています。

なので、あーもうだめだ、書くの辞めちゃおう、とならず気楽に続けられるコツ、みたいなのも

お伝えできたらなあと思います。


さて先日

今回手帳を一冊一冊作ってくださる

やまのこ製本店の明菜さんのアトリエに

デザイナーのメイちゃんと行った日のこと。

秋とは思えない、ポカポカの日でした。



明菜さんのアトリエは、藤野の中でも特に山深い場所にあります。

すてきなおうちの敷地の一角を登っていくとある小屋、そこが明菜さんのアトリエ。



アトリエの中には

手で本を作るための道具ががたくさん。





明菜さんの作った作品もたくさん。



この日は

出来上がったサンプルを見ながら、色や手帳の構成を最終確認。


今回の「一年カレンダー」は

表紙の色、綴り糸の色、表紙を開いた見返しの色を

買っていただいた方にお選びいただき、ひとつひとつ作るオーダーメイドの手帳。


最初、なんともモワン...としていた

わたしの作りたいものの形、日記手帳の形、

それを3人でたくさん時間を重ねて、

ついに形になったことがとても嬉しく、

ドキドキしました。



糸の色も最終確認。



打ち合わせの間、ついてきた息子はおさるさんのように遊んでいました。

ほんとうに気持ちいい場所です。



表紙には
お名前を箔押しします。

わーい。
わたしも名前を箔押ししてもらいました。
自分だけの手帳!!という気分高まります。


この日の打ち合わせで
微調整をし、
いよいよ形になり、
みなさまにお知らせできた
「一年カレンダー」。

さかのぼること半年くらい前。

モンワリ...と
日記帳を作りたいなあ、と思っていたわたしが
どんなものを作りたいか、
その手帳を通して何をしたいと思っているか、

はっきりと
あ、わたし「みんな」と、
わたしみたいに1日1日を過ごしてる、まだ会ったことのない「わたしたち」と
日記を書いてみたい。

と思った日がありました。

明菜さんのアトリエで
「なんで手製本をはじめたんですか?」
と何気なくわたしが聞いた一言に

明菜さんの目からポロン、と涙が溢れた日のこと。
その涙を見て、わたしの目からもポロン、と涙が出た日のこと。

なんてことない、けど
わたしたちみんな、抱えてる
痛みとか愛しさとかがぐーーーっと
込み上げた日のこと。

なんてことない、この日々を
抱きしめたくなった日のこと。

その日のことは、
次回COLUMNでまた書きたいと思います。

(つづくんです!はい!
わたし、この一年カレンダーにメラメラと想いをかけているんです)