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2023/10/01 16:58

最近いくつか取材を受けたりする中、
「エシカルな暮らし」で最初に取り入れやすいのはなんですか?と聞かれ、改めて考えてみました。
わたし自身は
家の中で自分が一番使っていて、一番モノを使い捨てているな、と思ったキッチンから
消費のかたちを変えていったのですが(スポンジ類とかラップとか、キッチンペーパーとかね)
家族みんなでとか、誰もが取り入れてみやすいもの、と
考えて、そしていかにもエシカルな消費を始めたな!と実感もできるようなもの、それって
やっぱりデンタルケアアイテムかなあと思った次第です。


柄の部分にプラスチックを使わない、バンブー製の歯ブラシを使い始めて早数年。
数年前とくらべると種類もだいぶ増えたし、周りでは使っている人も増えてきた!と感じるのですが、
いわゆるドラックストア的な場所でずら〜〜〜〜りと並ぶ多種多様な歯ブラシの中に、バンブー歯ブラシを
見つけられたことはまだなくて、
世の中的にはまだまだ普及していないんだな、と思います。

1年間で捨てられる歯ブラシの数はなんと36億本...!とも言われています。
歯磨きしない人はいないはずなので、ぜひぜひバンブー歯ブラシを、自分にできるエシカルな消費のかたちのひとつとして
取り入れてみたらいいのではないかしら?どうかしら?と思うのです。

家族と一年商店では今現在、日本製の2種類の歯ブラシを扱っています。
日本製のいいところは、なんといってもヘッドの小ささ!!
バンブー歯ブラシを使い始めた当初は海外製のものしかなくて、どうしてこんなにヘッドが大きいのだ??と
びっくりした記憶。
「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、
歯ブラシに関しては逆で
「小は大を兼ねる」ですよね。
小さいブラシで磨けない場所はないけれど、大きいブラシでは磨けない場所が多発してしまいますよねえ...。
日本製の歯ブラシはヘッドがちゃんと(?)小さいので使いやすいです。


MIYO ORGANICの竹歯ブラシ



柄が細めなので奥歯の方にもすすすっと届きます。
子ども用のminiサイズの歯ブラシのヘッド部分は、まさに子ども用!!という小ささ。
柄の細さも相まって小さな子どもにも使いやすいサイズ感になっていると思います。
MIYOさんはブラシがやわらかめとふつうと 選べるのですが、「ふつう」を取り扱っています。
「ふつう」でもMIYOのブラシは十分やわらかいと感じています。
なのでソフトに磨きたい方に、ぴったりな歯ブラシです。


もうひとつ扱っているのが扱っているのがmana. organic Livingの歯ブラシ。

こちらは大人用のコンパクトタイプ

そしてキッズ用。



コンパクト用とキッズ用はヘッドの大きさは、実はおんなじです。
だけどキッズ用は柄が
子どもが自分で歯磨きするのにちょうど良い長さ(短め)になっていることで
小さな手にも持ちやすく、使いやすくなっています。

ブラシは柔らかすぎず、でも固すぎず、磨いていてもブラシが潰れることなく
シャカシャカ使えるほどよいハリ感。

キッズ用


我が家はどちらかといえばハリがある方が好みなので
最近はmanaのものを使っております。

fsc認証マークもついていて、歯ブラシというどうしたって短いスパンで消耗し、使い捨ててしまうモノを使う上で
罪悪感少なく手にとれるアイテムだなあとも思います。

日本の歯ブラシって本当にものすごく好みに合わせて細分化(?)されて作られているので
選びたい放題のプラスチック歯ブラシと比べてしまうと
物足りないなあと感じてしまう方もいらっしゃるかと思うので、
そこはフロスを使う!という提案でカバーしたいところです。

manaからはノープラスチックの絹製フロスも出ていまして、fsc認証のバンブー製ケースも可愛いし、
詰め替え用もあります。(こちらももちろんノープラスチックパッケージ)




それにしてもフロスにしたって市販のものはプラスチック製がほとんど。
デンタルケアひとつでどれだけプラを使い捨てているんだろう、と改めて考えてみるとびっくりするというか。
こんなにプラスチックにまみれて暮らしているわたしたちは
1週間にクレジットカード1枚分のプラスチックを、気づかない間に接種してしまっているそうですよ...。
そしてそしてマイクロプラスチックは腸に深刻な炎症作用をもたらすことも、ついに最近の研究で明らかになったそうですよ...。

と、恐怖を煽りたいわけでは全然ないけれど、ダイレクトに口にいれるアイテムたちは
環境のためだけではなくって、
身体のため、健康のためにもプラスチックフリーにしていくほうがよいのではないでしょうか??

きっと脱プラデンタルケアを選択する人が増えることで
ノープラスチック製のデンタルケアアイテムの選択肢も今より増えていくはず。

ぜひぜひ、つぎの買い替えの際には
ノープラスチックなデンタルケアアイテムを選んでみてもらえたらと思います!