2024/01/12 13:40
2024年もエシカルな暮らしをこつこつと重ねていきたいなあと思うけれど、
「暮らし」ってあまりに多岐にわたっているし、全部を一気に完璧に!なんてとてもとても
できないわけで、
今年は毎月自分の中でテーマを決めて、そこに重点的に意識を向けてみよう、と思っています。
そんなわけで一月は「キッチンのゴミ」をテーマに掲げて家庭内フードロス(家庭内からでるフードロスはフードウェイストと呼ばれます)を減らすためのアレコレをしています。
ほんとに小さなことでも、今まで生ごみとしてそのままコンポスト行きにしていたものが別の形で活かせたりすると
(コンポストも堆肥になるので、コンポストを始めて以来生ごみを出す罪悪感はかなりなくなってはいたものの)
余すところなく使えた!という充実感があって、その充実感って「暮らし」の励みになるというか。
というわけで、
我が家で毎日のように出るある生ゴミ。というかカス。
コーヒーのカス、を活かして充実感を得ようじゃないですか。
我が家のコーヒーはセラミック製コーヒーフィルターを使っていれています。
紙のフィルターなしで永久的に使えるのでゼロウェイスト。
しかもクリアな味わいで雑味なしの味が楽しめる、ということで気に入って
毎日こちらでコーヒーを淹れ飲んでおります。
で、淹れた後はでますよね、カスがね。
これをバッドに移して
ほどよく乾燥させて
何を作るかと言うと、植物の肥料を作りたいと思います。
コーヒーカスが良き肥料になるためのポイントは「発酵」の力!
どうやって発酵させるの、なんだかめんどくさそう...。と思いきや
作り方はものすごく簡単です。
調べるとよくダンボールで作る、と出てくるのですが
ダンボールってなんかちょっとすぐ劣化してヨレヨレしちゃって嫌なので
この寒いシーズン、空となっている植木鉢を容器にしたいと思います。
植木鉢とスコップ。
を用意したら
植木鉢の穴を塞ぐため、数回つかったif you careのベイキングシートをちぎって敷きます。
こちら植物由来の原料のみ、土に還る素材なので安心。
(新聞紙などでもOKです)
で、そこに庭に落ちてた落ち葉をもりっと。
で、コーヒーカス。
そのほか米ぬか(だいたい落ち葉と同量くらい)。
これまた使い古しのサラシ、さささ(古布などでOKです)。
そして保存容器のWECKのパッキン用のゴム(紐とかでもOKです)。
を用意して。
米ぬかとコーヒーカスを鉢に投入。
混ぜる。
スコップでよく混ぜる。
さらしをかぶせて、閉じる!
あとは毎日足しつつ、よく混ぜて、発酵を促します。
寒いのでちょっと時間はかかると思いますが、発酵臭がしてきたら、コーヒー肥料の出来上がり!
というわけです。
かなり目分量の適当さですが、コンポストにしろ、こういうのは厳密さよりやってみて、の感覚でいいかなあと。。。
カスから栄養たっぷりの肥料ができて、それを使って植物を育てる、なんて
家でできる小さな循環。
まだ肥料ができたわけでもないのに、作業しただけで早くも充実感を得られました。
ちなみに、カラカラに乾かしたコーヒーカスは消臭効果もあるのでそのまま匂いが気になる場所に置いたり(冷蔵庫の中など)
パラパラとまくと発芽を抑制したり虫除けの効果もあったりと
使える方法たくさん。
余すことなく、使い切って、一杯のコーヒー分のゼロウェイストを暮らしの中に〜。