2026/08/26 16:03
お久しぶりです。藤野駅前にある小さな家族と一年商店、
(もともと週2日しかオープンしないのに)長い、一ヶ月の夏休みをとらせていただいていました。
休みの間、毎日3人の子どもたちに500回くらいママと呼ばれ、家事と家事の間に起こるハプニングに対応して(水こぼすとか、コップ割るとか、喧嘩とめるとか、梅ジュースのみたいだとか)いるとあっという間に夜。
子どもたちとバタン!と寝て早起きするんだ!と意気込むも、疲労困憊で気付けば朝。末娘と共に起床。あぁーーー。
とそんな毎日にイライラっともしつつ、でもこれを望んで、わたしは夏休みをとったのだから、なんて正しい生活!とも思う。(けどイライラはしますね。するのが自然現象なはず)
川とか湖とか花火とかかき氷とか、今しかないこの時!!子どもたちよ、大好き!!
って瞬間もたくさん感じた夏休みだったので、悔いなし。としておきます。
さて、長いお休みをもらって、いよいよ明日からお店を再開するのですが、
ふと実店舗よりはるかにはるかに長いお休みをいただいているオンラインショップを、再開してみようかな、と思ったのです。
とっても小さな小さな、ちいさーーーなかたちで。
もともとこのオンラインショップを一時クローズした時、リニューアルを考えていて、リニューアルに際して勝負に出てやろう!!と鼻息荒く思っていました。
「エシカル」という間口の狭いテーマを、でも広く大きく伝えていくことに意義を感じていて、そのためにはお店も広く大きくするべき、と思っていたのです。
そのためには1人でやることには限界を感じていて、すごいタイミングで、こんな人とこんな巡り合わせもうないんじゃないかな?!という出会いもあったりして、これは...!やるしか...ない!!と意を決して、お金もどうにか用意して、どんどんどこかへ登っていくような、そんな1段目を登ってみよう、と思っていました。
だけど準備を進めていた春頃、心揺れるいろんなことがありました。ひとつひとつは小さなことで、夫と喧嘩の最中に言われた言葉が胸に突き刺さったとか、子どもたちが順々に体調不良になるとか、ちょっとした子ども同士のトラブルとか、お店の企画展が思うようにできないとか、そんなこと。でもそんなことでも心は揺れて、迷ったり落ち込んだりしっかり日常に影響がありました。
こんなことで揺れている場合じゃない、ノンストップで突き進まなきゃいけない時なんだから!
と自分を鼓舞しようとして、これってすごい違和感だ。と思ったんです。
小さなエシカルショップを作ろうと思った時、わたしは「自分の手に負える暮らしがしたい」と思ったんだったはず。
わたしの暮らしは気付けば、わたしの手には負えないような、あらゆることがまとわりついていて、手放したくても簡単には手放せない、そんな構造の中に生きていたから。
すぐにたくさんは手放せなくても、ひとつひとつでも「手に負える」何かを選び、何かを知り、見ない聞かない知らないで誰かや何かに押し付けてきた、この世界の痛みを背負い、生きていけるようになっていきたい。そう思ってわたしはお店を始めたのよね、そうだったわよね?
それなのに、自分の痛みはないことみたいにするのはアリなのか。
心揺れる自分の、そんな揺れと一緒に進んでいけないような、大切な何かに一旦蓋をして突き進むしななくなるような選択は「手に負える」ことなのか。
お店を広く大きく、することは「手に負える」ことなのか。
迷って迷って、オンラインショップリニューアル(広く大きく)計画は、白紙撤回することにしました。
勝負!!に出ることに、直前で怯んで逃げた、とも言えると思います。
でも勝負!!みたいなこともまた、大きく広く、高く高く、、、みたいな今の社会の「当たり前」の価値観に頭と心を囚われすぎているだけなんじゃない?と思ったら、
怯んで逃げても、、、よいんじゃん?とも思えたんです。
そんなわけで、静かにひっそりと、ひとりで、実店舗のオープンだけしていた一年弱。お店の売り上げは下りに下がった(当たり前だ)わけですが、
不思議なことに、お店にたつことのやりがいは
売り上げに比例はしなかったのです。
わざわざ遠くからいらしてくれたり、大切な思いを伝えてくれたり、ちょっとした居場所みたいに使ってくれたり、お店にきてくれた人との会話や共有したものは、お店をやりつづける意義は高まるばかりで、楽しくて、ありがとう...って。
それで「売り上げ」というかお店の「利益」というところに焦点をあてず、わたしの意義や意志というところに焦点をあてるなら、
オンライン、再開できるかもなーと、漠然と思えるようにもなってきました。
大きく広く、とは真逆の小さく狭く、になってしまうけど。
試行錯誤しつつになると思いますが、最初は週ごとのおすすめアイテムを数量限定でカートオープン、させていただく形で再開してみようと思います。
販売、発送できる数は前にくらべて
とても少ないと思うのですが、
その分、お一人お一人との出会い(発送という形ではありますが)に、お店と同じくらいの心を込めて、お届けできる気がしています。
かつてのような種類豊富なアイテムを揃えて、組み合わせて買ってもらう形、今わたしが1人で対応するのはかなり負担があり難しく、期待していたのとはちがう形だな、というお客さまもいると思います。ごめんなさい。
でも大きく広く、を手放して、小さく狭いことを
一生懸命にやってみること。
それは「手に負える」ことをしたい、という最初の思いにもどこかで繋がっていくような気がします。
そんなわけで、
小さく狭い、家族と一年商店オンラインショップ。
今週はインドのフェアトレードキャンドルと
インド在来種のスパイスセットの販売です!
各アイテムのおすすめポイント、ぜひ商品ページを見てみてください!
どうぞこの小さなお店を
またよろしくお願いします。

